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佐藤亜紀小説一覧

佐藤亜紀小説一覧

目次

  • バルタザールの遍歴
    • 情報
      • 刊行年 1991年
      • 初出
      • 受賞
      • 参考リンク
    • 『バルタザールの遍歴』 文春文庫
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『バルタザールの遍歴』電子書籍
      • Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)
  • 戦争の法
    • 情報
      • 刊行年 1992年
      • 参考リンク
    • 『戦争の法』 文春文庫
      • 書誌情報、装画・装丁
    • 『戦争の法』電子書籍
      • Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)
  • 鏡の影
    • 情報
      • 刊行年 1993年
      • 参考リンク
    • 『鏡の影』 講談社文庫
    • 書誌情報、装画・装丁
    • 『鏡の影』電子書籍
      • Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)
      • 書誌情報
  • モンティニーの狼男爵
    • 情報
      • 刊行年 1995年
    • 参考リンク
    • 『モンティニーの狼男爵』 光文社文庫
      • 書誌情報、装丁・装画
  • 1809 ナポレオン暗殺
    • 情報
      • 刊行年 1997年
      • 初出
    • 単行本 文藝春秋
    • 『1809 ナポレオン暗殺』 文春文庫
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『1809』電子書籍
  • 天使
    • 情報
      • 刊行年 2002年
      • 初出
      • 受賞
      • 参考リンク
    • 単行本 文藝春秋
    • 『天使』 文春文庫
      • 書誌情報、装丁
  • 雲雀
    • 収録作品
    • 情報
      • 刊行年 2004年
      • 初出
      • 参考リンク
    • 単行本 文藝春秋
    • 『雲雀』 文春文庫
      • 書誌情報、装画・装丁
  • ミノタウロス
    • 情報
      • 刊行年 2007年
      • 初出
      • 受賞
      • 参考リンク
    • 単行本 講談社
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『ミノタウロス』 講談社文庫
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『ミノタウロス』電子書籍
      • Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング 最新版)
  • 激しく、速やかな死
    • 収録作品
    • 情報
      • 刊行年 2009年
      • 初出
      • 参考リンク
    • 単行本 文藝春秋
      • 書誌情報、装画・装丁
  • 醜聞の作法
    • 情報
      • 刊行年 2010年
      • 参考リンク
    • 単行本 講談社
      • 書誌情報、装幀・装画
    • 『醜聞の作法』講談社文庫
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『醜聞の作法』電子書籍 講談社文庫
      • 書誌情報
  • 金の仔牛
    • 情報
      • 刊行年 2012年
      • 初出
      • 参考リンク
    • 単行本 講談社
      • 書誌情報、装画・装丁
    • 『金の仔牛』電子書籍 講談社
      • 書誌情報
  • 吸血鬼
    • 情報
      • 刊行年 2016年
      • 受賞
      • 初出
    • 単行本 講談社
      • 書誌情報、装画・装丁
    • 『吸血鬼』電子書籍
      • Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)
      • iBooks版
  • スウィングしなけりゃ意味がない
    • 情報
      • 刊行年 2017年3月2日
      • 初出
      • 書評など
      • 参考リンク
    • サウンドトラック
      • 参考動画
    • Twitterから
    • 単行本 角川書店
      • 書誌情報、装丁・装画
    • 『スウィングしなけりゃ意味がない』電子書籍
      • 角川書店単行本版

佐藤亜紀の著作から、小説の一覧です。今後も随時更新します。


バルタザールの遍歴

ET IN ARCADIA EGO

情報

長編小説。佐藤亜紀デビュー作。

刊行年 1991年
  • 単行本
    • 1991年12月 新潮社
  • 文庫本
  • 電子書籍
    • 2016年4月 Kindle版(1991年新潮社刊行作品の現行最新版)
初出
  • 「小説新潮」1991年9月号
受賞
参考リンク

『バルタザールの遍歴』 文春文庫

バルタザールの遍歴 (文春文庫)

「今朝起きたらひどく頭が痛んだ。バルタザールが飲みすぎたのだ」一つの肉体を共有する双子、バルタザールとメルヒオールは、ナチス台頭のウィーンを逃れ、めくるめく享楽と頽廃の道行きを辿る。「国際舞台にも通用する完璧な小説」と審査員を瞠目させ、第3回日本ファンタジーノベル大賞を受賞したデビュー作。解説・池内紀

『バルタザールの遍歴』(文春文庫)カバー裏表紙内容紹介
書誌情報、装丁・装画

表紙写真はヨゼフ・スデック(ヨゼフ・スデク、Josef Sudek)の下記。

Portrait of the Painter Vaclav Sivko
Josef Sudek, 1955

『バルタザールの遍歴』電子書籍

Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)

バルタザールの遍歴

書誌情報
  • 出版 Tamanoir
  • 2016年4月1日発行
    • 2016年4月1日配信開始
  • 底本
    • 1991年新潮社刊行作品の現行最新版

戦争の法

情報

長編小説

刊行年 1992年
  • 単行本
    • 1992年 新潮社
    • 2003年 ブッキング
  • 文庫本
  • 電子書籍
参考リンク

『戦争の法』 文春文庫

戦争の法 (文春文庫)

1975年、日本海側のN***県が突如分離独立を宣言し、街は独立を支持するソ連軍の兵で溢れた。父は紡績工場と家族を捨てて出奔し武器と麻薬の密売を始め、母は売春宿の女将となり、主人公の「私」は親友の千秋と共に山に入って少年ゲリラとなる……。無法状態の地方都市を舞台に人々の狂騒を描いた傑作長篇。解説・佐藤哲也

『戦争の法』(文春文庫)カバー裏表紙内容紹介
書誌情報、装画・装丁

『戦争の法』電子書籍

Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)

戦争の法


鏡の影

情報

長編小説

刊行年 1993年
  • 単行本
    • 1993年 新潮社
    • 2003年 ブッキング
  • 文庫本
  • 電子書籍
    • 2016年10月 Kindle版(KDP 最新版)
参考リンク

『鏡の影』 講談社文庫

鏡の影 (講談社文庫)

世界は何によって、どんな風にできているのか? 百姓の小倅であるヨハネスは、ふいに彼を襲った疑問に憑かれて旅に出る。折しも異端審問やペスト、農民一揆に揺れる16世紀初頭。ヨハネスは、美少年シュピーゲルグランツを伴って、迷い多き道を辿るのだった――。圧倒的筆力で話題を攫った傑作長編小説。

『鏡の影』(講談社文庫)カバー裏表紙内容紹介

書誌情報、装画・装丁

『鏡の影』電子書籍

Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)

鏡の影

書誌情報
  • 出版 Tamanoir
  • 2016年9月16日発行
    • 2016年10月1日配信開始

モンティニーの狼男爵

長編歴史小説

Monsieur Isengrin

情報

長編小説

刊行年 1995年
  • 単行本
    • 1995年8月 朝日新聞社
  • 文庫本
    • 2001年 光文社

参考リンク

『モンティニーの狼男爵』 光文社文庫

モンティニーの狼男爵 (光文社文庫)

ラウール・ド・モンティニー男爵は、狼狩りの達人でした。その男爵が、ひょんなことから奥方を迎えることになりました。尼僧院で育った優しい娘。そして、その娘に会ったとき、男爵は彼女を自分の魂のように愛しはじめたのです。世にも珍しい、もっとも地味なカップルを扱った、フランスを舞台にした、正しく洗練された恋愛小説。

『モンティニーの狼男爵』(光文社文庫)カバー裏表紙内容紹介より

書誌情報、装丁・装画

1809 ナポレオン暗殺

情報

長編小説

刊行年 1997年
初出
  • 「別冊文藝春秋」Autumn 1996(前編 第1章〜第5章)
  • 「別冊文藝春秋」Winter 1997(後編 第6章〜第9章)

単行本 文藝春秋

1809

『1809 ナポレオン暗殺』 文春文庫

1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)

1809年、フランス占領下のウィーン。仏軍工兵隊のパスキ大尉はオーストリア宮廷の異端児ウストリツキ公爵と出会い、ナポレオン暗殺の陰謀に巻き込まれていく。秘密警察の追求、身を焦がす恋――・激動期のヨーロッパをさらなる渾沌に陥れようと夢見た男たちの、華麗で危険なゲームを精緻に描き上げた歴史活劇。解説・福田和也

『1809』(文春文庫)カバー裏表紙内容紹介

書誌情報、装丁・装画

『1809』電子書籍

天使

Der Engel

情報

長編小説

刊行年 2002年
初出
  • 「別冊文藝春秋」2002年3月号、5月号、7月号
受賞
参考リンク

単行本 文藝春秋

天使

『天使』 文春文庫

天使 (文春文庫)

混迷を深める第一次大戦前夜のウィーン。天賦の“感覚”を持つジェルジュは、異能者を集めた諜報組織を指揮する“顧問官”に拾われる。自らの“力”に翻弄されつつも、やがて彼は“選ばれし者たち”の壮絶な闘いの中へと身を投じていく。「稀に見る文学的達成」と絶賛され、平成14年度芸術選奨新人賞を受賞した著者の代表作。解説・豊﨑由美

『天使』(文春文庫)カバー裏表紙内容紹介
書誌情報、装丁

雲雀

Hibari

収録作品

『天使』の姉妹篇。下記四編収録

  • 王国
  • 花嫁
  • 猟犬
  • 雲雀

情報

連作短編集

刊行年 2004年
初出
参考リンク

単行本 文藝春秋

雲雀

『雲雀』 文春文庫

雲雀 (文春文庫)

書誌情報、装画・装丁

ミノタウロス

Минотавр

情報

十九世紀末から二十世紀初頭、ロシア革命前後の南ウクライナを舞台とした長編小説。

刊行年 2007年
  • 単行本
  • 文庫本
  • 電子書籍
    • 2017年6月 Tamanoir Kindle版(KDP 最新版)
初出
  • 「小説現代」2006年6月、7月、10月〜12月号および2007年1〜2月号(講談社
受賞
参考リンク

それ以上に美しいのは、単純な力が単純に行使されることであり、それが何の制約もなしに行われることだ。こんなに単純な、こんなに簡単な、こんなに自然なことが、何だって今まで起こらずに来たのだろう。誰だって銃さえあれば誰かの頭をぶち抜けるのに、徒党を組めば別な徒党をぶちのめし、血祭りに上げることが出来るのに、これほど自然で単純で簡単なことが、何故起こらずに来たのだろう。

佐藤亜紀『ミノタウロス』(講談社文庫)p.238

人間を人間の格好にさせておくのは何か、ぼくは時々考えることがあった。

同 p.352

単行本 講談社

ミノタウロス

書誌情報、装丁・装画

『ミノタウロス』 講談社文庫

ミノタウロス

帝政ロシア崩壊直後の、ウクライナ地方、ミハイロフカ。成り上がり地主の小倅(こせがれ)、ヴァシリ・ペトローヴィチは、人を殺して故郷を蹴り出て、同じような流れ者たちと悪の限りを尽くしながら狂奔する。

『ミノタウロス』(講談社文庫)カバー裏表紙内容紹介より
書誌情報、装丁・装画

『ミノタウロス』電子書籍

  • 2007年5月単行本刊行、2010年5月講談社刊行
  • 第29回(2007年度)吉川英治文学新人賞受賞
Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング 最新版)

ミノタウロス

書誌情報

  • Tamanoir
  • 2017年4月1日発行
    • 2017年6月1日配信開始

激しく、速やかな死

収録作品

短編集。下記七編収録

  • 弁明
  • 激しく、速やかな死
  • 荒地
  • フリードリヒ・Sのドナウへの旅
  • 金の象眼のある白檀の小箱
  • アナトーリとぼく
  • 漂着物

情報

短編集

刊行年 2009年
初出
  • 弁明
  • 激しく、速やかな死
    • 書き下ろし
  • 荒地
  • フリードリヒ・Sのドナウへの旅
  • 金の象眼のある白檀の小箱
  • アナトーリとぼく
  • 漂着物
    • 書き下ろし
参考リンク

単行本 文藝春秋

激しく、速やかな死

書誌情報、装画・装丁

醜聞の作法

La Cause Célèbre

情報

長編小説

刊行年 2010年

書き下ろし。

参考リンク

単行本 講談社

醜聞の作法 (100周年書き下ろし)

人間は驚くほど変わらない。

アルファブロガーとしてのヴォルテールを想像するのは簡単だ。彼のブログ記事一本でカラス事件は大炎上する。wiki形式で編纂される百科全書を想像するのはそう難しくない。サーバーを転々と変え、イエズス会のハッキングと戦いながら執筆者相互の不和対立を宥め続けるディドロの苦労が偲ばれる。ルソーのDQNぶりには必ずや匿名掲示板にヲチスレ(監視スレッド)が立つだろう。そして勿論その周囲には無数の「住民」が生息し、ブログ代りにパンフレットを書き、Twitter代りにカフェに屯しては風聞を「拡散」し、お上やお上品な物書きからは蛇蝎の如く忌み嫌われるだろう。

フランス革命は、そうしたお下劣な擬似ネット環境から生まれて来た。その怖さも、危うさも、表裏一体の生産性も、ある意味繰り返しに過ぎない。とすれば我々はまたも混沌たる「近代」の入り口に立っているのだ。

「講談社 書き下ろし100冊 醜聞の作法 佐藤亜紀」より 著者メッセージ
書誌情報、装幀・装画

実はこの作品、発売前に既に読了していた。何故かというと、表紙のお仕事をさせていただいたからである。

仕事をした本は既にもう主観的に好意的バイアスがかかるので書評など書くにはあまり適さないのだが、あんまりにもタイムリーネタ過ぎて、ゲラ読んだときにナニかいいたくてたまらず発売前に書評書くのもなんだし、我慢していたら発売時期に今度は仕事が忙しくなって結局今頃書いている。

編集者さんから「表紙の絵はフラゴナールの接吻にしたかったんですけど、そういう絵描けますかね?」というおフランスの大画伯に挑戦しろという攻撃的な依頼をされて、受けて立とうじゃないかと燃え上がってしまったという次第。フラゴナールってぇのはロココなエッチな親父画家で、筆致はとにかく達者。まぁ・・・アクリル絵具で書けるような代物でもないんだが。ブックデザイナーの岩郷氏のお陰でとにかくカッコいいデザインにあがった。

物語に登場するいたいけな女性とその思い人のささやかな接吻光景のはずが、女性の顔つきが挑戦的なのは私の性格がおよそかわいげがない性である。お許しあれ。

この作品の為に作家を交えた打ち合わせをしたのだが、作家の抱いているイマジネーションを最大に引き出すのがわれわれの仕事なので、果たしてご満足いただけたのか

『醜聞の作法』佐藤亜紀 近代から人間は進歩していない - あんとに庵◆備忘録

『醜聞の作法』講談社文庫

醜聞の作法 (講談社文庫)

書誌情報、装丁・装画
  • A6判、244ページ
  • 講談社
  • 2013年12月13日第1刷発行
  • 解説
    • 渡邊利道
  • カバー装画=八木美穂子
  • カバーデザイン=岩郷重力

『醜聞の作法』電子書籍 講談社文庫

醜聞の作法 (講談社文庫)

書誌情報
  • 単行本版電子書籍 講談社
    • 2013年4月1日発行
      • 2013年11月8日配信開始

金の仔牛

Veau d'Or

情報

長編小説。18世紀初頭ルイ15世即位後、オルレアン公フィリップ2世による摂政時代のフランス・パリが舞台。

刊行年 2012年
初出
参考リンク

単行本 講談社

金の仔牛

Q:どうしてバブルは必ず潰れてしまうのですか。
 A:潰れたものだけをバブルと言うからです。潰れなければただの経済成長です。


不快なくらいに正確で、同時に曰く言い難いくらい如何わしい話だ。

バブルと経済成長の間には厳密な線引きなどなく、人が額に汗して幾ら働いたところで必ずしも経済は伸びないどころか、そもそも景気が悪ければ働こうにも仕事自体がない。一方、金が盛んに動き回れば、格別の勤労なしでも、勝手に好況はやって来る。そこには何か悪魔的なものがあると、人々は感じたし、今も感じ続けている。これを克服するには、所謂言語論的転回に匹敵する大どんでんが必要だろう。

ただしバブルそのものは最高に楽しい。一七一九年のバブル小説というのは、作家になった時には既に考えていた題材の一つだ。それがこの経済的などん底で実現したというのもひとつのめぐり合わせだろう。

「講談社『BOOK倶楽部メール』2012年9月15日号 Vol.340 著者メッセージ:佐藤亜紀さん『金の仔牛』」
書誌情報、装画・装丁

『金の仔牛』電子書籍 講談社

金の仔牛

書誌情報
  • 単行本版電子書籍 講談社
    • 2013年4月1日発行
      • 2014年1月31日配信開始

吸血鬼

Vampire

情報

19世紀ポーランドを舞台にした長編小説。

刊行年 2016年
  • 単行本
  • 電子書籍
    • 2016年5月1日
      • Kindle版(Amazon KDP。2016年1月刊行作品の電子書籍化)
      • iBooks版
受賞

↑上記2時間36分過ぎから国内部門第1位発表および作品の紹介、佐藤亜紀さん挨拶あり。

初出

単行本 講談社

吸血鬼 吸血鬼

書誌情報、装画・装丁
  • 帯文
    • 皆川博子

『吸血鬼』電子書籍

Kindle版(Amazon Kindleダイレクトパブリッシング)

吸血鬼

書誌情報
  • 出版 Tamanoir
  • 2016年5月1日発行
    • 2016年5月1日配信開始
    • 2016年6月14日一部誤字を改訂。
  • 底本
    • 2016年1月刊行作品の電子書籍化。
iBooks版

スウィングしなけりゃ意味がない

It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)

情報

1940年代、ナチス政権下のドイツ、ハンブルクを舞台にした長編小説

刊行年 2017年3月2日
  • 単行本
    • 2017年3月2日 角川書店
  • 電子書籍
    • 角川書店単行本版 2017年3月2日 角川書店(単行本と同時発売)
初出
書評など
参考リンク

サウンドトラック

参考動画

Twitterから

↓以下ツイートは私自身の感想です。

単行本 角川書店

スウィングしなけりゃ意味がない

「夜も昼も、彼は考える。女のことじゃない。個を無視し、一つの鋳型に嵌めこもうとする力。その力が為したこと。それへの、激烈な憎悪、嫌悪。

国境を超えて人の心を摑む音楽と同様に、国境を超える普遍性を持った、優れた文学作品だ」

皆川博子氏(「本の旅人」書評より)

書誌情報、装丁・装画

『スウィングしなけりゃ意味がない』電子書籍

角川書店単行本版

スウィングしなけりゃ意味がない (角川書店単行本)

あらすじ・内容


1930年代、ナチス政権下のドイツ。金もあるし、暇もある。無敵の悪ガキどもが、夢中になったのは敵性音楽のジャズだった――!

1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。軍需会社経営者である父を持つ15歳の少年エディは享楽的な毎日を送っていた。戦争に行く気はないし、兵役を逃れる手段もある。ブルジョワと呼ばれるエディと仲間たちが夢中なのは、“スウィング(ジャズ)”だ。敵性音楽だが、なじみのカフェに行けば、お望みの音に浸ることができる。ここでは歌い踊り、全身が痺れるような音と、天才的な即興に驚嘆することがすべて。ゲシュタポの手入れからの脱走もお手のものだ。だが、そんな永遠に思える日々にも戦争が不穏な影を色濃く落としはじめた……。一人の少年の目を通し、戦争の狂気と滑稽さ、人間の本質を容赦なく抉り出す。権力と暴力に蹂躙されながらも、“未来”を掴みとろうと闘う人々の姿を、全編にちりばめられたジャズのナンバーとともに描きあげる、魂を震わせる物語。

※特典:著者によるあとがき「跛行の帝国」、紙では載せきれなかったロングバージョンを収録。

スウィングしなけりゃ意味がない - 佐藤亜紀(角川書店単行本):電子書籍ストア - BOOK☆WALKER